下呂 Art Discovery 2026廃校を舞台とした作品プラン公募
「みんなの学校」
やがて取り壊される学校
学校はみんなを待っている
不安でどうしようもなかった入学式
新学期ごとの気になる隣の席
夏の林間学校
春休みの解放感
イヤなイヤなテスト
興奮して眠れなかった修学旅行
教室はみんなが坐って話しをするのを待っている
答えたくて手を挙げているのに、呼んでくれない先生
教科書に隠れて内職しているのを見つかってしまう間の悪さ
思わずパンツまで脱いでしまった身体測定
学校はみんなが遊ぶのを待っている
元気のいい音楽が鳴り、旗がたなびく運動会の朝
必死なグラウンドの陣取り合戦
ドッジボールの逃げ回り
砂場に持ち出す遊び道具のアレやコレ
学校は遊び場だ
家庭科も図工も音楽も当然体育も
理科だって社会科だって身体を動かすし、他所へ行く
国語だって面白い話に出会えるし、算数は…
学校は教室の新しい使い方を
楽しい行事を
面白い授業を
放課後の遊びを
休みの日の冒険を待っている
湯屋小学校はかつて子どもであった皆さんからの
今、子ども真っ最中の小中高生からの
夢の学校への提案を待っている
公募内容
下呂 Art Discovery 2026では、旧湯屋小学校を舞台に、授業、給食、休み時間、校内放送といった日常の学校生活から、入学式、運動会、修学旅行などの年間行事、夏休みの自由研究や読書感想文など、みんなの思い描く学校を形にし、夢の学校をつくるアートプロジェクト「みんなの学校」を実施します。
このたび、この「みんなの学校」で展開する作品プランおよび各種プログラムを募集します。
アーティストからの応募はもちろん、「こんな学校あったらいいな」を実現したい個人・グループからの楽しいプランをお待ちしています。
[応募カテゴリー]
1
アート作品の展示、パフォーマンス
学校をテーマとしたアート作品の展示やパフォーミングアーツの提案
2
イベント、ワークショップ「みんなの学校プログラム」
皆さんが受けてみたかった、これからの子どもたちに受けさせたい授業、課外学習、学校行事など、各種プログラムを企画してください。
*企画のみの場合でディレクターが必要と判断した場合、ディレクターが推薦するアーティストとチームを組み、プログラムを実現させます。
[公募概要]
公募締切
2026年1月15日(木) 17時必着
*持ち込み不可
賞
下呂 Art Discovery 2026への参加・制作費補助
*50~200万円を目安とした金額
審査員
北川フラム[下呂 Art Discovery 2026 総合ディレクター]
質疑応答
質疑は、FAX・郵送・e-mail のいずれかの方法で事務局まで送付ください。
随時受け付け・回答いたします。
皆さまからの質疑を整理し、当HPでも回答を公開いたします。
提出先・質疑送付先
〒509-2295岐阜県下呂市森960番地
下呂市役所 総務部 プロモーション課下呂アートディスカバリー実行委員会事務局
FAX|0576-25-3250
e-mail|gero-art-discovery@city.gero.lg.jp
現地見学会
日時
2025年12月7日(日)
集合|10:30下呂駅集合 解散|17:00下呂駅解散
見学先
旧湯屋小、巌立峡、南飛騨健康増進センターなど
参加費
無料
昼食代1500円を当日徴収いたします
申込先
※申し込みは締め切りました
申込締切
2025年12月2日(火) ※申し込みは締め切りました
*グループでご参加の場合は原則2 名まで
*現地見学会への参加が難しい場合は、当日配布資料、質疑応答などを当HPにて後日公開いたします。
旧湯屋小学校について
下呂市小坂町にある1954年に建てられた築70年近い旧湯屋小学校は、1876年に「落合学校」として発足。83年に現在の場所に移り、湯屋小学校に改称。1959年には327人いた児童の数は、少子化で年々減り、2012年閉校時には38人となり、小坂小学校と統合されました。
小坂町は御嶽山の恩恵を受け、森林率約98%の緑豊かな地域で、以前は盛んに林業が営まれ、その象徴として建てられたのが湯屋小学校です。木造校舎は総ヒノキ造りで、玄関は桧の中でも貴重な柾目桧が使われ、天井には桧の一枚板が並んだ総檜の美しい校舎です。
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