森と温泉、街道と廃校がつくる日本最深部の国際芸術祭。
岐阜県は、飛騨と美濃という異なった性格をもつ地域が合併したところで、日本列島の中心部・へそとも言われ、歴史区分を画する壬申の乱、承久の乱、関ケ原の戦いの場であった交通の要所でした。下呂市はその美濃と飛騨の接点にあります。
日本列島は4つのプレートがせめぎ合い、それゆえ山地がひしめき合い、火山活動があり、その地熱とユーラシア大陸からの季節風、さらにその風が吸引する日本海の水蒸気が列島の脊椎である山脈にあたって雨を降らせる。下呂市はそのおかげで、江戸時代から続く日本有数の温泉を有し、森や水が豊かな土地なのです。
このような土地にあって、2024年秋に開催された「南飛騨 Art Discovery」から、この地を「日本最深部」と呼ばせてもらいました。
11カ国40組を超えるアーティストが、豊かな森や下呂温泉街、飛騨萩原宿の古い町並みや総ヒノキ造りの廃校を舞台に、より深く地域の自然・歴史・暮らしに分け入り、人間と自然の関係、来し方行く末をあらわすアートを展開します。
アート〈Art〉と温泉に浸って心身・五感を開放し、地域と自分自身を発見する〈Discovery〉、新しい芸術祭がはじまります。
総合ディレクター 北川フラム
会期2026年9月11日(金)ー11月8日(日)[祝日を除く火曜日休み]
会場岐阜県下呂市内 各所
主催下呂アートディスカバリー実行委員会
実行委員会会長山内登(下呂市長)
総合ディレクター北川フラム(アートディレクター)
参加作家11の国と地域から、40~50組(予定)
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2026.01.19お知らせ | 第1弾 参加作家を公開しました |
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2025.11.21お知らせ | 北川フラム塾「みんなの学校」 |
開催目的
下呂市は、人口2万8千人が暮らす総面積の約9割が森林を占める自然豊かな地域です。
日本三名泉のひとつ、年間約190万人の観光客が訪れる下呂温泉で有名である一方、過疎高齢化が課題となっており、下呂市全体への活性化が望まれています。
2024年秋には、清流の国文化探訪「南飛騨 Art Discovery」と題し、南飛騨健康増進センターの森、民家、施設を舞台に、日本国内のアーティスト21組による現代アートとパフォーミングアーツ、岐阜の伝統産業や食を紹介するマルシェ〈楽市楽座〉を展開しました。目標を超える約1万1000人が訪れ、市民をはじめ来場者から暖かい反響が多くあり、アーティストの制作サポートやマルシェへの出店などを通した住民参加も見られ、アーティストや来場者、出店者同志の交流が生まれました。
今回新たにエリアを拡大し、森が豊かな南飛騨健康増進センターと飛騨街道の趣きを残す萩原商店街を舞台とした〈萩原エリア〉、築70年の旧湯屋小学校を舞台に、御嶽山の麓で巌立峡や滝めぐりが魅力の〈小坂エリア〉、飛騨川沿いの風情ある温泉街の街並みや合掌村のある〈下呂エリア〉でアートを展開し、下呂市の魅力を発信します。
開催エリア
[下呂市]
廃校を舞台としたアートプロジェクト
みんなの学校
やがて取り壊される学校
学校は教室の新しい使い方を
楽しい行事を
面白い授業を
放課後の遊びを
休みの日の冒険を待っている
総ヒノキづくりの旧湯屋小学校(下呂市小坂町)で展開されるアートプロジェクト「みんなの学校」。アーティストからの応募はもちろん、「こんな学校あったらいいな」を実現したい個人・グループからの楽しいプランを公募しました。
過去の開催
会期2024年10月19日~11月24日
会場南飛騨健康増進センター(岐阜県下呂市萩原町四美1557-3)
主催南飛騨アートプロジェクト実行委員会
総合ディレクター北川フラム(アートディレクター)
参加作家内山翔二郎、EBUNE╳あぐり、遠藤利克、鬼太鼓座、釘町彰、クワクボリョウタ、contact Gonzo、坂田桃歌、鈴木初音、田中望、田中泯、津野青嵐、中﨑透、西澤利高、平野真美、船川翔司、堀田千尋、巻上公一、山内亮二、弓指寛治、渡辺泰幸+渡辺さよ
継続展示作品photo by Osamu Nakamura
過去開催の様子photo by Osamu Nakamura